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 埼玉県新座市立中学1年の男子生徒(13)が今月19日、校内のトイレで首をつり死亡していたことが21日、分かった。自殺の可能性が高いとみられる。

 中学校や新座消防署によると、19日午後3時半ごろ、学校から「校内のトイレで生徒が首をつった」と119番があり、男子生徒は病院に救急搬送されたが死亡した。部活動中に所在が分からなくなった男子生徒を教諭が捜していたところ発見された。

 中学校の説明では、先月末に行った生活全般についての調査で、亡くなった男子生徒から悩みに関する訴えはなかったとしている。今後、男子生徒が学校生活で何らかの悩みを抱えていたかについて調査の実施も検討する。

 同校は20日に臨時の全校集会を開き、男子生徒が亡くなったことをほかの生徒に伝えた。スクールカウンセラーなど相談員と連携し、ほかの生徒の心のケアに努めていくとしている。