一般公開が始まった皇居・乾通りで、桜を楽しむ人たち=24日
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桜の見頃を迎えた皇居・乾(いぬい)通りの一般公開が二十四日、始まった。東京駅側の坂下門から宮内庁の庁舎前を通り、乾門に抜ける約七百五十メートルの並木道を歩くことができる。昨年は樹木の植え替えで中止だったため、春としては二年ぶり。十二品種計七十五本から、三十一品種計百三本に増えた桜が出迎える。

四月一日までで、入門は午前十時〜午後三時半。春としては、これまでより三十分長くなった。この日は穏やかな春空の下、観光客ら約三千七百人が長蛇の列を作り、開門が二十分早められた。埼玉県三郷市の会社員今井勤さん(58)は「いつもは入れない場所で花見ができるのは特別な気分」と話した。

◆都心で満開

気象庁は二十四日、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。十九日の高知市に次いで、全国で二番目に早い満開宣言となった。都心の満開は平年より十日早く、昨年より九日早い。一九五三年の観測開始以来、過去三番目に早い。都心の満開が最も早かったのは三月二十一日(二〇〇二年)。気象庁の職員が午前中、靖国神社(千代田区)の境内にある標本木の花のうち八割以上が咲いているのを確認した。

2018年3月24日 夕刊
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