阿波おどり主催団体「赤字解消できる」 破産手続き申し立ての取り下げ求める
3/26(月) 19:08配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180326-00000054-mbsnewsv-l36

 「阿波おどり」の運営で赤字が膨らみ、破産手続きの開始を申し立てられた徳島市観光協会が会見を開き、「桟敷席の収益見込みなどから赤字は解消できる」などとして、改めて市に対して申し立ての取り下げを求めました。

 徳島市によりますと、観光協会は「阿波おどり」の運営費に4億3600万円の累積赤字を出していて、市が今月1日、協会の破産手続き開始を徳島地裁に申し立てました。協会は26日、4月以降に開催予定の審尋に先立ち、「桟敷席の収益見込みなどから赤字は解消できる」などとする意見書を裁判所に提出したことを明らかにしました。

 また、これまでの審尋の中で協会側が提示した、共催の徳島新聞社に負債の半額の支払いを求める案については、新聞社側が支払い義務はないとして拒絶していることも明らかにしました。