同居する交際相手の女性(30)に暴行しけがをさせたとして、警視庁府中署は26日、
傷害容疑で、東京都新宿区大久保の職業不詳、岡田翔容疑者(23)を逮捕した。

 同署によると、岡田容疑者は女性に満足に食事を与えておらず、女性が空腹のあまり残飯を食べたことに激高して暴力を振るったという。

 逮捕容疑は昨年10月18日、当時住んでいた新宿区のマンションで、
一緒に住んでいた女性に対し「ごみを食うな。常識がなさ過ぎる」などと罵倒した上、顔面を殴るなどの暴行を加え、重傷を負わせたとしている。

「暴力を振るったことに間違いない」と容疑を認めている。

 同署によると、女性は岡田容疑者がホストをしていた店に客として通い、交際するようになった。
岡田容疑者は女性の収入を管理し、「ダイエット」と称して十分な食事を与えていなかったとみられている。
同月22日、清掃会社で働いていた女性が勤務中に倒れて搬送されたことから犯行が発覚した。

 女性は岡田容疑者との同居前と比較して約20キロ体重が減っていた。また、たばこの火を押しつけられたような跡もあり、
同署は日常的な暴行があった疑いがあるとみて詳しく調べている。

http://www.sankei.com/affairs/news/180326/afr1803260029-n1.html