https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180328-00000086-jij-soci
時事通信

 文部科学省の検定に合格した高校英語教科書が、豆腐を発酵させた沖縄の伝統料理「豆腐よう」について「放射性廃棄物の味」と英文で記述していたことが分かった。

 発行元の文英堂は28日、「不愉快な思いをされる方がいたら本意ではない」として、この一文を削除する方向で検討していることを明らかにした。

 問題になったのは、コミュニケーション英語IIIの教科書。沖縄県大宜味村を訪れた英国人の旅行記で、ようじで少しずつ食べると豆腐ようを紹介した。筆者は知らずに塊ごと口に入れて吐き出したとして、「まるでブルーチーズと放射性廃棄物が混ざったものを食べてしまったかのよう」と感想を記している。