◆堀川での定期船運航を模索 干満差に対応するため名古屋市が小型船の試験運航実施へ

堀川で定期船の運航を目指す名古屋市は、満潮時に船の屋根が橋に当たる問題に対応するため、小型船を活用した試験運航をする計画を示しました。
堀川は干潮時と満潮時の水位の差が2.6mほどあり、満潮時に都心部の橋げたに船の屋根が当たる問題があります。

市は定期船を運航して観光に役立てたい考えで、28日の有識者会議で、2018年度に熱田神宮に近い「宮の渡し」から名古屋城に近い朝日橋までの約8.6kmの区間で、小型船を使った試験運航をする計画を示しました。
満潮時にくぐれない橋の手前で小型船に乗り換えることで定期的な運航が可能かを調べます。

市は屋根の高さを調整できる船などを導入し、乗り換えなしで運航する方法も模索しています。
会議の出席者からは「水陸両用バスを活用してはどうか」という意見も出ました。

Yahoo!ニュース(メーテレ) 2018/3/29(木) 0:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180329-00179412-nbnv-l23