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2018/03/30(金) 14:09:45.93ID:CAP_USER9Web東奥
1日に甘い物を間食で3回以上食べたり飲んだりする習慣がある青森県の3歳児は2016年度、4人に1人の割合でいることが県の調査で分かった。保健所管内別では、八戸、むつ地域の割合が高く、弘前や上十三が低かった。過去3年でも同様の地域差があり、その理由について詳しく分析されていないが、関係者は「虫歯や肥満予防のためにも、甘い物を食べ過ぎないことは大切」と語る。
調査は、虫歯の子どもを少なくする施策の指標とするため、県が1歳6カ月児健診と3歳児健診時に、親の協力を得て独自に実施・集計している。
甘味食品を1日に3回以上飲食する3歳児の割合が16年度、県平均(24.4%)を上回ったのは、青森市(25.8%)、八戸市(36.7%)、三戸地方(29.7%)、むつ(26.5%)保健所管内で、各地域は13〜15年度でも高い傾向にあった。
一方、3歳児に間食を与える時間を決めていると回答した割合は16年度、県全体で69.4%。保健所管内別では上十三(77.5%)、八戸市(76.8%)が高かった。
八戸市健康づくり推進課の担当者は、甘味食品を1日3回以上食べる子どもの割合が高い理由について「保育園でのおやつの状況など、分析しなければならないが、決まった時間に間食が与えられる割合が高いのは良いことではないか」と話した。
むつ市健康推進課の担当者は「家族の食習慣が関係しているのではないか。今後の健診、各教室などで指導していきたい」と取材に答えた。
弘前市健康づくり推進課の担当者は「1歳児歯科健康診査で、歯科医師や栄養士が食べ物が体に与える影響や食習慣の重要性について親に説明していることが影響しているかもしれない」と、甘味食を3回以上食べる割合が低い理由を推測した。
県歯科医師会の清藤浩也理事は「いつも口の中に甘い物があると、虫歯菌が糖を分解して酸をつくり、歯の表面のミネラル成分を溶かすことを助長する。一方、食後に一定の時間が取れていれば、唾液が歯の表面の酸を洗い流し、唾液中のミネラルを再び歯に取り込む修復作用が期待できる」と説明し、甘い物を長時間食べない大切さを強調する。
村上明継・東地方保健所歯科衛生推進監は「甘い物を食べる回数が少なければ、虫歯になるリスクは減る。虫歯予防のためにも、なるべく1日2回以内に抑え、食べる量も抑えるのが望ましい」と語った。
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