自殺の兵庫県警元巡査に公務災害認定 遺書にいじめ示唆
3/30(金) 13:17配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180330-00010005-asahibcv-l28

3年前、兵庫県警の機動隊員が自殺した問題で、職務と自殺に因果関係があるとして公務災害が認められました。

2015年9月、兵庫県警の機動隊に所属する男性巡査(当時23)が、神戸市須磨区の寮で首を吊っているのが見つかり、その後、死亡しました。関係者によりますと、男性巡査は先輩や上司からうそつき呼ばわりされるなど、職場でいじめを受けたとする遺書を残していたということです。県警の調査では自殺に直結するいじめは確認できないとしていましたが、遺族が、自殺と職務に因果関係があるとして「地方公務員災害補償基金」に「公務災害」の認定を請求。今月20日付けで認められたことがわかりました。機動隊をめぐっては、同じ年に別の男性巡査(当時24)も自殺。遺族が、上司のパワハラが自殺の原因として、基金に「公務災害」の認定を求めましたが棄却されていて、2人の間で判断が分かれた形になります。