トランプ大統領「在韓米軍、米国の負担に」
3/30(金) 17:38配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180330-00050081-yom-int

 【ワシントン=海谷道隆】トランプ米大統領は29日、オハイオ州での演説で、在韓米軍が米国の負担になっているとの認識を改めて示した。

 北朝鮮は在韓米軍の撤退を求めているとされるだけに、トランプ氏が米朝首脳会談に向け、在韓米軍の在り方を交渉材料に据える可能性を示唆するものといえそうだ。

 トランプ氏は演説で、在韓米軍について「(韓国から)あまり費用を負担されていないのではないか」と不満を表明。「(南北の国境では)最良の装備を持ち、有刺鉄線を張り巡らせている。そして(韓国を)守っている。しかし、我が国では、それができてない」と続けた。トランプ氏が執着するメキシコとの国境での壁建設が進まない一方で、韓国防衛には多くの米国の予算を投入しているとの認識を示したものだ。トランプ氏は14日にも「我々はとても大きな貿易赤字を抱えているのに、韓国を防衛している」と述べ、在韓米軍の在り方に疑問を呈していた。