違法に捕獲された野鳥をペットとして飼育したとして、警視庁野方署は3日、鳥獣保護法違反容疑で、東京都中野区に住むアルバイトの男性(78)を東京地検に書類送検した。「違法であることは知っていた」と容疑を認めている。

 書類送検容疑は1月25日、違法に捕獲されたメジロ3羽とホオジロ2羽を、自宅マンションでペットとして飼育したとしている。

 同署によると、昨年12月に「鳥の鳴き声がする」と匿名の情報提供があり、1月に家宅捜索したところ、1羽ずつケージに入れられているのを発見。5羽は平成26年11月に知人から無償で譲り受けたとみられ、男性は「鳥のエサをあげて規則正しい生活を送ることで、健康管理になっていた」と話しているという。

 男性は同年5月にも、メジロ10羽を自宅で違法に飼育したとして書類送検され、罰金20万円の略式命令を受けていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180403-00000536-san-soci