0001みつを ★
2018/04/11(水) 15:53:36.57ID:CAP_USER94月11日 13時12分
愛媛県今治市の刑務所から男の受刑者が逃走した事件で、男は広島県尾道市の島で夜間に盗みを繰り返しながら移動しているとみられることから、警察は１１日、捜索の範囲を広げ、およそ３５０人の態勢で行方を捜査しています。
３日前の今月８日に刑務所から逃走したのは、愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場に、盗みなどの罪で服役している平尾龍磨受刑者（２７）です。
警察は乗り捨てたとみられる盗難車が見つかった広島県尾道市の向島に潜伏しているとみて、島内の捜索や本州などと結ぶ橋での検問を続けていますが行方は分かっていません。
警察によりますと、島の中では１０日までに東西におよそ１．５キロの範囲で住宅や車から現金などが盗まれる被害が６件確認され、警察は平尾受刑者が夜間に盗みを繰り返しながら島内を移動している可能性が高いとみています。
このため警察は１１日、捜索の範囲を広げておよそ３５０人の態勢で山林などを捜索するとともに、１０００軒以上ある空き家を１軒１軒調べるなどして行方を捜査しています。
松山刑務所 所長が記者会見し謝罪
愛媛県今治市の刑務所から受刑者が逃走した事件で、管轄する松山刑務所の吉田博志所長が記者会見し、「住民や社会にご心配とご迷惑をかけ、大変申し訳ありません」と述べ、謝罪しました。
松山刑務所大井造船作業場は、模範的な受刑者が一般の社員と一緒に作業しながら更生を目指す施設で、受刑者は寮で暮らし、居室にはドアのカギや窓の鉄格子がなく開放的なことが特徴です。
会見で吉田所長は、平尾受刑者が先月と今月、一般社員の服をかぶったり別の受刑者の物を持っていたりしたため、刑務官から注意を受けていたことを明らかにしました。注意を受けたあと、平尾受刑者は落ち込んだ様子だったということです。
吉田所長は「刑務所なので一般から見れば厳しいかもしれないが、更生を促すためきぜんと指導を行っている。注意を受ければ一般的に落ち込むこともあると思う」と述べました。
また刑務官や心理の専門家などが平尾受刑者に対し、去年１２月の入所から先月までに合わせて８回の面接を行いましたが、逃走の兆候などは確認できなかったということです。
そのうえで「施設の特徴を踏まえながら再発防止策を講じたい」と述べ、受刑者の監視や警備体制の強化を検討する考えを示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180411/K10011398731_1804111321_1804111436_01_02.jpg
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