東海の景気 7か月連続の拡大
04月12日 09時43分
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180412/3243791.html

日銀名古屋支店は東海3県の景気について、中小企業を含めた幅広い業種で設備投資の増加が続いているなどとして、「拡大している」という判断を7か月連続で据え置きました。
日銀名古屋支店が発表した4月の金融経済動向によりますと、愛知、岐阜、三重の東海3県の経済について、生産は自動車部品や電子部品、生産用機械が増加しているほか、輸出も自動車や工作機械を中心に欧米向けが好調としています。
また、設備投資は製造業、非製造業ともに中小企業を含め前の年を上回る計画となっていることなどから、「企業規模の広がりを伴って増加を続けている」とし、平成27年7月以来2年9か月ぶりに判断を上方修正しました。
こうしたことから東海3県の景気は「拡大している」とする判断を去年10月から7か月連続で据え置きました。
日銀名古屋支店の清水季子支店長は「物不足や人手不足に対応するための設備投資に加え、好調な需要が続くだろうという見方が強まっている」と話しています。