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4月15日 4時59分
14年前、広島県廿日市市で女子高校生が殺害された事件で、逮捕された山口県の35歳の男が「バイクでたまたま廿日市市に行き、事件を起こした」という趣旨の供述をしていることが警察への取材でわかりました。警察は、事件当日まで被害者と面識がなかった可能性があるとみて、詳しいいきさつや動機を調べています。

山口県宇部市の会社員、鹿嶋学容疑者(35)は、平成16年10月、広島県廿日市市の住宅に侵入し、この家に住む高校2年生の北口聡美さん(当時17)を刃物で刺して殺害したとして13日、殺人の疑いで逮捕されました。警察によりますと、調べに対し「私が殺しました」と容疑を認めているということです。

その後の調べで、「バイクでたまたま廿日市市に行き、事件を起こした」という趣旨の供述をしていることが警察への取材でわかりました。

警察によりますと、これまでのところ、被害者との間に接点は確認されていないということで、警察は、事件当日まで面識がなかった可能性があるとみています。

一方、凶器の刃物を事前に準備していたとみられ、警察は詳しいいきさつや動機について調べを進めています。