◆午前中でもシャツ1枚、早くも初夏の陽気 各地で平均気温上回る

日本列島が広く高気圧に覆われた20日、近畿地方も朝から各地で気温が上昇し初夏の陽気となった。
大阪管区気象台によると、午前10時時点の気温は大阪市で21・2度、兵庫県洲本市で22・2度、和歌山県新宮市で22・3度。
この日の予想最高気温は京都市が27度、大阪、和歌山、大津の各市で25度と予想されるなど、多くの地点で夏日となる見込み。

大阪市北区の大阪市役所前ではスーツのジャケットを脱いで歩く会社員や日傘を差す女性の姿が見られた。
同市港区からサイクリングしてきたという男性(68)は「午前中でもシャツ1枚でいいぐらい。
今日はもっと暑くなりそうだから、外に出られないかも」と話していた。

近畿地方は22日まで南からの高気圧の影響で晴天が続き、各地で気温が高くなる見込み。
体が熱さに慣れていない春は気温が上昇すると熱中症になる恐れがあり、気象台は注意を呼びかけている。

写真:大阪市役所前は日傘をさしたりジャケットを脱いだりしている人が目立った=20日午前、大阪市北区
http://www.sankei.com/images/news/180420/wst1804200044-p1.jpg

産経WEST 2018.4.20 13:53
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