◆近鉄南大阪線 鉄橋に異常か

25日朝、近鉄南大阪線の大阪府内を流れる大和川にかかる鉄橋で、橋脚の傾きを感知するセンサーが反応し、近鉄では、南大阪線の一部区間で運転を見合わせて橋や線路の点検を行っています。
近鉄によりますと、点検に時間がかかり、25日中の運転再開は難しい見通しだということです。

近鉄によりますと、25日午前8時前、大阪・東住吉区の矢田駅と、松原市の河内天美駅の間の大和川にかかる鉄橋で橋脚の傾きを感知するセンサーが反応しました。
近鉄では、鉄橋や線路に異常がないか点検を行っています。

現場を流れる大和川は、24日夜からの強い雨で増水していたということです。
この影響で近鉄南大阪線は、大阪阿部野橋駅と河内天美駅の間で運転を見合わせていて、JRや南海電鉄、それに大阪メトロによる代替輸送が行われています。

午前中一時運転見合わせの区間になっていた河内松原駅の構内は、通勤や通学途中の人たちで混雑し、駅前にはタクシーを待つ人の長い行列ができていました。
近鉄によりますと、点検に時間がかかり、25日中の運転再開は難しい見通しだということです。

NHKニュース 2018年04月25日 12時09分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180425/4243131.html