路上で女性の体を触ったとして強制わいせつ罪に問われた元読売新聞記者宗村元被告(31)に、東京地裁は25日、懲役1年4月、執行猶予3年(求刑懲役1年4月)の判決を言い渡した。

 判決理由で大川隆男裁判官は「早朝に女性を背後から襲った犯行態様は卑劣。動機は自身の欲望を満たすためで、酌量の余地はない」と指摘した一方、示談成立などを考慮し、執行猶予とした。

 判決によると、昨年6月3日午前4時ごろ、東京都葛飾区の路上で20代女性の口をふさぎ、服の下に手を入れて下半身を触った。

 事件当時は東京本社運動部に所属。北海道支社に勤務していた昨年11月、警視庁に逮捕された。

2018/4/25 14:40
共同通信
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