米NSA 次期局長に初の日系人ナカソネ氏 上院が承認
毎日新聞2018年4月25日 15時43分(最終更新 4月25日 15時52分)
https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00e/030/346000c

 米上院本会議は24日、トランプ大統領が次期国家安全保障局(NSA)局長に指名した日系人のポール・ナカソネ氏(54)の人事を全会一致で承認した。アジア系米国人で初のNSA局長となる。

 NSA局長はサイバー軍司令官も兼務。ロジャーズ現局長の後任として、中国やロシアなどによるサイバー攻撃の脅威への対処を担う。3月の議会公聴会では、米国を標的としたサイバー攻撃に対し十分な措置が取られていないとの見方を示していた。
 ナカソネ氏は中西部ミネソタ州出身。2016年10月から陸軍サイバー部隊の司令官を務めたサイバー分野の専門家として知られている。(共同)