審査会に挑む愛ちゃんと赤木さん
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犯罪捜査などに協力してもらう岡山県警嘱託警察犬の2018年度審査会が25日、総社市井尻野の高梁川河川敷グラウンドで開かれた。殺処分予定から一転、動物愛護団体に保護されたシバイヌの「愛ちゃん」(推定3歳、雌)も初挑戦した。

 足跡などを追って犯人や遺留品を捜す「一般捜索犬」や行方不明者を捜す「地域捜索犬」、「死体捜索犬」の3部門に、シェパードやドーベルマンなど51匹が出場。指示通りに走ったり立ち止まったりできるか確認する「服従」、臭いをかぎ分ける「臭気選別」などの試験に臨んだ。

 訓練士の赤木美穂さん(53)=岡山市南区=と地域捜索犬部門に挑んだ愛ちゃんは、時々立ち止まりながらも序盤は指示通りに行動。赤木さんは「後半は集中力が切れる場面もあったが、よく頑張ったと思う」とねぎらった。

 愛ちゃんを引き取った動物愛護のNPO法人「しあわせの種たち」(同市)の濱田一江理事長(61)は「愛ちゃんの存在を多くの人に知ってもらい、命を大切にする社会づくりの輪を広げたい」と話した。

 審査結果は今後まとまり、合格した犬は7月に委嘱され、1年間の任務に就く。

4/25(水) 22:07
山陽新聞デジタル
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