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【社会】104歳のオーストラリア人科学者、自ら命を絶つためスイスへ 「私は幸せではない。死にたい」 デービッド・グドール氏
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2018/05/01(火) 01:09:56.14ID:CAP_USER9
104歳のオーストラリア人科学者、自ら命を絶つため来月スイスへ
2018年4月30日 23:30 発信地:シドニー/オーストラリア
http://www.afpbb.com/articles/-/3173106

豪パースにある自宅で写真撮影に応じた、デービッド・グドール氏(2018年4月30日入手)。(c)AFP PHOTO / Exit International
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/4/700x460/img_94443be0f450b1c551ce1fb8ab1329f9209656.jpg

【4月30日 AFP】オーストラリア最高齢となる科学者で、2年前に大学から退職勧告を受けて論争の的となったデービッド・グドール(David Goodall)氏(104)が来月初旬、自らの命を絶つためスイスへ向かう。これを受けて同国では、安楽死をめぐる議論が再燃している。

安楽死支持者の話によると、グドール氏は不治の病を抱えているわけではないものの、生活の質は低下しており、スイスのバーゼル(Basel)にある自殺ほう助機関で優先予約が認められたという。

生態学者のグドール氏は今月迎えた誕生日に、豪ABCに対し「こんな年に達してしまい、残念でならない。私は幸せではない。死にたい。特別悲しくもない。悲しいのはそうさせて(死なせて)もらえない場合だ」と語っていた。

さらに、「私が思うに、私のように年老いた者には、ほう助自殺の権利も含めた完全なる市民権が付与されるべきだ」という持論を展開していた。

ほう助自殺は大半の国で違法行為とみなされる。オーストラリアのビクトリア(Victoria)州では昨年、同国で初めて、安楽死の合法化法案が可決され、来年6月に施行されるとはいえ、対象となるのは健全な精神状態を持つ末期患者で、かつ余命6か月以内とされる場合に限られている。

パース(Perth)にあるエディス・コーワン大学(Edith Cowan University)の名誉研究員であるグドール氏は2016年、大学側から退職を勧告された。
この件は物議を醸し、国内外のメディアが報道。世界中の科学者らから抗議と同氏への支持が集まり、この勧告は取り下げられていた。(c)AFP
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