時速1万キロを超える極超音速で飛ぶとされるロシア軍の新型ミサイル「キンジャル」が9日、モスクワで開かれた軍事パレードで正式に一般公開された。核弾頭を積むこともできるとしており、他の核保有国などとの軍拡競争の呼び水になる可能性がある。

 公開されたミサイルは白く塗装され、ミグ31Kの胴体下に取り付けられた状態で、プーチン大統領らが列席する赤の広場の上空を通過した。「キンジャル」は両刃の短剣を意味する。

 ロシア国防省や政府系メディアなどによると、一般的な巡航ミサイルの速度(時速900キロ程度)よりはるかに速いマッハ10(時速約1万2200キロ)という極超音速で飛び、2千キロ先の目標を攻撃できる能力があるという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-00000076-asahi-int
ミグ31Kとキンジャル
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