JR北海道 過去最大106億円赤字
5/10(木) 20:20配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180510-00000009-hbcv-hok

JR北海道が2017年度の決算を発表しました。経常赤字は2年連続で過去最大になり今年度も改善の見通しが立っていません。
「連結経常損益が2期連続で赤字。3期連続で100億円を超える赤字で大変厳しい状況」(JR北海道・小山俊幸専務)
JR北海道によりますと、2017年度の鉄道収入は前年度並みの728億円でした。新幹線の乗客数がさらに減りましたが、その分を外国人観光客の増加や堅調な札幌圏の輸送などで補った格好です。ただ、青函トンネルなどの修繕費や安全対策の費用がかさみ経常赤字は過去最大の199億円となりました。一方、グループ全体ではJRタワーやホテル業などで稼いだものの鉄道事業の赤字を埋めきれず、連結決算は2年連続で100億円以上の赤字です。2018年度も赤字は拡大し110億円になる見通しで厳しい経営が続きそうです。