https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00000022-mai-soci

新潟市立小針小2年、大桃珠生(たまき)さん(7)が殺害され、同市西区のJR越後線の線路内に
遺棄された事件で、新潟県警は、近所に住む若い男を重要参考人とみて、任意で事情を聴いている。
捜査関係者が14日、明らかにした。

大桃さんは7日午後3時ごろ友人と下校。踏切の手前で友人と別れた後、1人で歩いている姿を目撃された。
踏切から自宅までの約300メートルの間のどこかで連れ去られたとみられる。遺体は自宅から百数十メートルの
線路内に遺棄され、約7時間後の同10時半ごろ、上り電車にはねられた。

捜査関係者によると、事故後、数十メートルの範囲の線路内に遺体とキャラメル色のランドセル、スニーカーがあった。
ジャンパーとトレーナー、ズボンは身につけたままだったが、スニーカーは履いていない状態だったという。
遺体やランドセルなどと一緒に置かれていたとみられる。ランドセルからは、家族以外の指紋が検出されたことが判明している。

大桃さんの着衣は下校時と同じだったが、持っていたピンクの傘はなかった。首には絞められたような痕があり、
司法解剖の結果、死因は窒息。一方、遺棄されたとみられる時間帯に止まっていた不審な白いワゴン車が住民に目撃されている。
捜査本部は、連れ去りや遺棄に車が使われたとみて、現場付近を通行する車両にドライブレコーダーの映像提供を
呼びかけるなどして、事件との関連を調べている。