http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20180520/6020000719.html

05月20日 19時24分
伝統の「酒田まつり」で最大の呼び物となっている山車行列が酒田市で行われ、大勢の人たちでにぎわいました。

江戸時代から400年以上続く「酒田まつり」は、19日から始まりました。
本祭りの20日は、午前中は、地元の小学校や幼稚園など10団体が山車行列に参加し、獅子頭や北前船をかたどった山車やみこしを引きました。

子どもたちは「わっしょい」と元気よくかけ声をあげながら、市の中心部の通りを練り歩いていました。
山車行列は、酒田まつり最大の呼び物で、これまでは午後に行われていましたが、参加する団体が年々増え、ことし初めて午前と午後に分けたということです。
獅子頭にかまれると子どもが元気に育つとされることから、会場では、大きさが2メートルほどもある獅子頭の口の中に親が子どもを入れていましたが、中には泣きだしてしまう子もいました。

市内の30代の女性は「息子が行列にことし初めて参加しました。天気が心配でしたが、きょうは天気もよく大勢の人が来ていてよかったです」と話していました。
「酒田まつり」は21日が最終日で、3日間で25万人が訪れる見込みだということです。