埼玉県朝霞市は21日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕されたとして、同市都市建設部開発建築課所属、主任女性(46)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、主任は今年1月27日午後5時半ごろ、東京都の自宅前路上で、酒気帯び状態で乗用車を運転したとされる。車庫入れの際、自宅前の路上で停止中の車に衝突。主任の110番で駆け付けた警察官が検知し、呼気1リットル中0・5ミリグラムのアルコールが検出され、現行犯逮捕された。

 主任は同日昼ごろ、自宅近くの飲食店で昼食とともにビール3杯を飲み、徒歩で帰宅。その後、息子が運転する車に同乗し、都内の格安量販店に買い物に出掛けて帰宅。車庫入れの際、息子と運転を交代して、衝突事故を起こした。

 東京地検は2月6日、道交法違反について、主任の不起訴処分を決定。主任は4月27日付で、免許取り消し処分を受けている。

 主任は2016年4月、民間企業の経験者枠で採用され、同課に配属された。

 富岡勝則市長は「大変申し訳なく、心からおわび申し上げる。職員の綱紀粛正、法令順守に今まで以上に取り組みたい」とコメントを発表した。

5/21(月) 23:33
埼玉新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00010008-saitama-l11