http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20180523/4060000415.html
(リンク先に動画ニュースあり)

05月23日 19時11分
自転車の事故の怖さを知ってもらおうと、スタントマンが事故を再現する交通安全教室が山口市の高校で開かれました。

山口市の山口農業高校の体育館で開かれた交通安全教室には全校生徒477人が集まりました。
はじめに県警察本部交通企画課の芳野功交通事故抑止対策官が「自分の身は自分で守るために、自転車のマナーを守ってください」とあいさつしました。
このあと、生徒の1人が自転車の危ない乗り方を体験し、傘をさしながら運転するとバランスをとれずにふらついてしまい、生徒たちは両手でしっかりハンドルを握ることの大切さを学びました。
続いて自転車と車による事故が再現され、自転車に乗ったスタントマンが車に見立てた跳び箱に激しく衝突すると、3メートルほどの高さまで飛び上がりました。
また、歩行者がスピードを出した自転車とぶつかり倒れる事故も再現され、生徒たちは驚いた様子で立ち上がり自転車の事故の怖さを実感していました。
警察によりますと、自転車に乗っているときにけがをした高校生はことしに入って先月末までに25人と、去年の同じ時期よりも5人増えているということです。
参加した3年生の女子生徒は「初めてスタントを見ました。自転車の事故の恐ろしさを思い知りました」と話していました。