0001みつを ★
2018/05/25(金) 05:22:42.31ID:CAP_USER95月25日 4時25分
中国が急速な軍拡を進める中、自民党は、南西諸島の防衛力を強化するため、空母の役割を担う「多用途運用母艦」の導入を検討するなどとした政府への提言案をまとめました。
政府は、ことし、防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」を5年ぶりに見直す方針で、自民党は防衛大臣経験者らが中心になって見直しに向けた提言案をまとめました。
提言案は、中国について「国防費が30年間でおよそ51倍に急増し、国産空母の開発や最新型潜水艦の増強など、軍備の拡張が不透明な形で進められている」として、「安全保障上の懸念となっている」と指摘しています。
そのうえで、中国が南西諸島から台湾、フィリピンにかけてのラインを「第1列島線」と呼んでいることを念頭に、「列島線防衛」のための防空任務や災害時の救援活動の拠点として、空母の役割を担う「多用途運用母艦」の導入を検討するとしています。
また、提言には、防衛費について、NATO=北大西洋条約機構がGDP=国内総生産の2%を目標としていることも参考に十分な予算を確保することや、AI=人工知能など先進技術の導入を進めることも盛り込まれています。
自民党は、来週にも、こうした提言を政府に提出することにしています。