道は今夏から、東京や札幌など都市部に住む若者をターゲットに、道内に移住・定住してもらう二つの事業を始める。東京都内にカフェを開設し、首都圏の若者たちに北海道の魅力を発信するとともに、札幌圏の学生らには地方の地域おこし計画を作成してもらうことで北海道への愛着心を育み、道外への人口流出を食い止めたい考えだ。(村田亮)

■都内にカフェ開設、魅力発信/地域おこし計画、学生が作成

 昨年度の道外への転出者は、道内への転入者より6569人多く、このうち15〜24歳は5015人(76・34%)を占めた。道はこれまでも都内に相談窓口を設けて移住を促してきたが、データを踏まえて初めて若者に対象を絞る。

残り:367文字/全文:661文字

05/29 11:52
北海道新聞 全文は会員登録をしてお読みいただけます
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/193957