0001みつを ★
2018/05/30(水) 05:35:35.29ID:CAP_USER95月29日 21時56分
先月、沖縄県国頭村で車にはねられたとみられる国の天然記念物のヤンバルクイナが保護されましたが、けがから回復し、29日に森にかえされました。
このヤンバルクイナは先月、国頭村の路上で翼を開いた状態で見つかりました。検査をしたところ、全身を打っていて左足に重いまひがあり、車にはねられたと見られています。
ヤンバルクイナはうるま市のNPO団体で治療を受け回復が進んだことから、29日、やんばるの森にかえされることになりました。
NPO団体の職員が段ボールのふたを開けると、ヤンバルクイナは勢いよく飛び出し、いちもくさんに薮の中に入っていきました。
また29日は、原則非公開となっている村内にある環境省の「ヤンバルクイナ飼育・繁殖施設」で、4日前に生まれたばかりのひなも報道陣に公開されました。このひなは、村の住民が畑の草刈りをしているときに卵の状態で発見されたもので、専用の容器の中で元気よく体を動かしていました。
卵を発見した男性は「無事に生まれてくれて本当によかった。元気に成長して野生の森にかえってほしいです」と話していました。
環境省やんばる自然保護官事務所の小野宏治自然保護官は「やんばるの生態系を守るため、法定速度を守って車を運転することを心がけてほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180529/K10011457551_1805292226_1805292232_01_03.jpg