0001ばーど ★
2018/05/30(水) 12:51:19.73ID:CAP_USER9「ほんのちょっと背中を押す」、環境省が新たな試み。
29日に環境省で行われたCO2削減に関連する会見で飛び交った、「ナッジ」という聞き慣れない言葉。
「ナッジ」とは、英語で「そっと後押しする」という意味で、人が強制によってではなく、自発的に望ましい行動を選択するよう促す、行動経済学における考え方。
例えば、コンビニのレジ前にある「足跡マーク」。
これは、そこに並ぶことをさりげなく誘導する「ナッジ」の活用例。
そして今、日本において環境省が主体となり、この「ナッジ」を使ったCO2削減など、環境や省エネ政策の取り組みが進んでいる。
その1つが、エコドライブを促すというアプリ。
GPS(衛星利用測位システム)センサーで、急発進や急ブレーキをしていないかなどを診断し、発進や減速などのスキルを、100点満点で評価する。
試してみると、ものの1?2分で診断結果が表示され、今回の得点は「47点」。
「エコアドバイス」を見てみると、「発進するときは、穏やかにアクセルを踏んで発進しましょう」、「優しい発進をしないと、10%程度燃費が悪化します」などと書かれていた。
点数は、ほかのドライバーと比較され、順位が表示。
比較されることで、人は上を目指そうとするという、「ナッジ」の理論が生かされている。
デロイト トーマツ コンサルティング・庵原一水氏は「燃費が良くなると言うより、悪くなると言われた方が、人はそれを受け入れやすい。そういった行動経済学の原理に基づいている」と話した。
今後も実証実験を重ね、早ければ、2019年以降に一般導入される予定。
05/30 00:45
FNN PRIME
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00393118.html