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大学のキャンパスでバスの自動運転実験 神奈川
2018年6月7日 2時01分

大学のキャンパスの中で、自動運転のバスが学生を乗せて走行する実験が6日、神奈川県藤沢市で行われました。

この実験は、「小田急電鉄」やバス会社の「神奈川中央交通」などが、共同で藤沢市にある慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスで行いました。

実験では、自動運転のバスが、GPSで位置を測定したり、センサーやカメラで障害物を検知したりして、あらかじめキャンパスに設定されたおよそ500メートルのルートを走行しました。

大学生を乗せたバスは、10キロほどのスピードで走行し、停留所の前でも自動で停止していました。バスに乗った大学生は「普通のバスと同じ感覚で乗れました。安心感があって、先進的なバスだと感じました」と話していました。

両社は、将来的には、キャンパスと近くにある湘南台駅の間に自動運転のバスを導入したいとしていて、神奈川中央交通事業推進グループの大塚英二郎課長は「自動運転技術を活用することで、運転手不足が解消でき、生活交通の維持がきめこまやかにできるのではないか」と期待していました。