https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180610/k10011471451000.html

東海道新幹線の車内で乗客が刃物で切りつけられ、1人が死亡し2人がけがをした事件で
逮捕された小島一朗容疑者(22)の愛知県岡崎市の自宅には、1年ほど前に書いたと見られる
直筆の日記やメモが残され、自殺や刑務所への入所を望んでいるともとれる記述があることが、
親族への取材でわかりました。

小島容疑者は、岡崎市の自宅で叔父や祖母と暮らしていましたが、1年ほど前に書いたと見られる
日記やメモを祖母が保管していたということです。

日記には、その日食べたものや出来事が書かれているほか、
「ねむいのにねむれない くつうでくるしい これはいたみによってのみごまかすことのできるものだ」
などと当時の心境がつづられたものもありました。

また「人生においてやり残したこと」と書かれた紙には、自殺や刑務所への入所を望んでいるような
記述も見られました。

一方、「母へ」と書かれたページには「私は、まだあの頃と同じ子供のままでございますが、
いつか立派になって受けた恩を返したいです。時間はかかると思いますが気長に」と、
感謝の気持ちや前向きな言葉もつづられていました。