https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20180611/1090001904.html

ダムの看板や部品オークションへ
06月11日 11時37分

ダムを巡る「ダム巡り」が人気となる中、栃木県は、ダムで使われていた看板や部品をオークションに出品することになりました。

オークションは愛好家による「ダム巡り」などダムへの人気の高まりを受けて管理する栃木県が初めて出品します。
出品されるのは栃木県那須塩原市にある「塩原ダム」で使われ、修繕工事による交換などで不要になった看板や部品合わせて9点です。

多くがダムが完成した昭和53年から使われてきたもので、中には、「開度計」とよばれるゲートが開いた高さを示す計器や管理事務所の看板もあります。
入札は今月28日からインターネット検索大手の「ヤフー」が運営するオークションサイトの中で行われますが、14日までに事前に登録しておく必要があります。

最も重いもので1つ200キロもあるということで、ダムまで引き取りに来られることも条件です。
栃木県によりますと、ダムで使われてきた計器や看板などがオークションに出品されるのは全国的にも珍しいということです。
栃木県砂防水資源課は「ダムの歴史を感じることがきる貴重なものばかりです。大切にしてくれる方が落札してほしい」と話しています。