http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085404931.html

金属盗難で業者に協力呼びかけ
06月14日 13時13分

消火栓のホースの筒先や道路の側溝にかぶせるふたなどが盗まれる被害が相次ぐ中、県警の警察官が、14日、金属が持ち込まれる可能性のある買い取り業者を訪れ、捜査への協力などを呼びかけました。

県内では、しんちゅうでできている消火栓のホースの筒先やグレーチングと呼ばれる道路の側溝にかぶせるふたなど、金属の製品が盗まれる被害が相次いでいて、ことしに入ってから4月末までに100件以上の被害が出ています。

こうした中、警察は、14日、瑞穂市にある金属の買い取り業者を訪れ、盗まれたものと同じタイプのものの写真を見せながら、そうしたものを買い取らないことや、怪しいと思った場合、警察に通報するよう協力を呼びかけました。
また、県内では5年前から公安委員会に許可された業者だけが使用済みの金属を買い取りできるようになっていますが、5年間の期限が迫っている場合、更新手続きを行うよう説明していました。

県内には公安委員会の許可を得た買い取り業者が1000あまりあり、警察はほかの業者にも捜査への協力などを呼びかけています。
県警察本部生活安全総務課の馬場寛規係長は「怪しい客から買い取りをしないよう業者に呼びかけていきたい」と話していました。