2018/06/20 22:55
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201806/sp/0011372639.shtml

 【ロンドン共同】アイスランドの捕鯨会社クバルルの捕鯨船が20日までに、ナガスクジラの捕獲のため同国の港を出発した。同社のロフトソン社長が共同通信に明らかにした。主要市場である日本への鯨肉の輸出が主な目的で、同社によるナガスクジラの商業捕鯨は3年ぶり。

 同社は日本の当局による検疫検査が「時代遅れ」で輸出に手間やコストがかかることなどを理由に2016年から捕鯨を控えてきた。日本側が検査態勢を変更したことなどを受けて再開を決めた。ロフトソン氏は「捕獲した鯨の肉の多くは日本に輸出する予定だ」と述べた。

 同社はアイスランドで唯一、ナガスクジラを捕獲している。