https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180622/k10011490341000.html

市営住宅で柱にひび 52人避難 大阪 高槻
2018年6月22日 1時38分地震 被害

震度6弱の揺れを観測した大阪・高槻市の市営住宅2棟で、柱の一部にひびが入っているのが見つかりました。損傷の程度について「要注意」と判定されたことから、市は26世帯52人に避難を呼びかけ、全員が避難所や親族の家に避難しました。

柱の一部にひびが見つかったのは、高槻市の市営富寿栄住宅の12棟と13棟の2棟です。

高槻市によりますと、今回の地震のあと、建物の損傷の程度を調べる応急危険度判定を行った結果、それぞれの1階部分の駐車場にある柱、26本のうち4本に、比較的な大きなひびが見つかり「要注意」と判定されたということです。

すぐに倒壊する危険性はないものの、今後の地震の揺れ次第では倒壊の危険性があるということです。

このため市は10代から90代までの住民、26世帯52人に対して避難を呼びかけ、全員が21日までに近くの避難所や親族の家に避難したということです。

この建物は46年前の昭和47年に建てられ、現在の耐震基準を満たしていない可能性があるため、建て替えが決まっていたということです。