日の丸が描かれたピンポン球に飛び付くチップ
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姫路セントラルパーク(兵庫県姫路市豊富町)で23日、コツメカワウソの「チップ」(雄、10歳)がサッカーワールドカップ(W杯)日本−セネガル戦(日本時間25日午前0時)の勝敗を予想した。日本が2−1で勝ったコロンビア戦を引き分けと読み誤った反省からか、迷わず日本の勝利を選択した。

 対戦する両国の国旗を描いたピンポン球を糸に垂らし、チップがつかんだ方が勝つ、としている。コロンビア戦の予想では、両方の球をつかみ、引き分けを予想した、とされた。

 チップは2014年のブラジルW杯では数十試合で6割を的中させた。この日、鉢巻きとちょうネクタイ姿で登場した担当飼育員の西尾拓馬さん(27)は「今回のロシア大会の的中率は(今のところ)0%」と告げた。笑いが起きた後、チップはちゅうちょなく日の丸の球に飛び付いた。大阪府吹田市から来た男性会社員(23)は「大丈夫。この予想は当たる」と、自分に言い聞かせるように話した。(井上太郎)

2018/6/24 05:30
神戸新聞NEXT
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