https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180704/k10011508131000.html

台風7号が九州北部に接近していた3日夕方、福岡市城南区の高台にある畑で作業をしていた
89歳の女性が転落して死亡しました。今回の台風で福岡県内で死者が確認されたのは初めてです。

3日午後4時半ごろ、福岡市城南区梅林の高台にある畑で、側溝のゴミを掃除していた近くに住む
中村清子さん(89)が、2メートル下の歩道に転落しているのを親族が見つけました。

中村さんは病院に運ばれましたが頭を強く打っていて、その後、死亡しました。

当時、九州北部には台風が接近していて、福岡市内では午後4時48分に福岡空港で
27.8メートルの最大瞬間風速を観測するなど、風が強まっていました。

中村さんは、親族の男性とともに畑の側溝の掃除をしていたということです。

福岡県は、中村さんが台風による風にあおられて転落したとみています。

今回の台風で福岡県内で死者が確認されたのは初めてです。

福岡県によりますと、県内では、台風7号によって7人が軽いけがをしたということです。