https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180706/k10011516241000.html

活発な前線の影響で、九州北部では、断続的に非常に激しい雨が降り記録的な大雨となっていて、
気象庁は、午後5時10分、福岡県、佐賀県、長崎県に大雨の特別警報を発表しました。
気象庁は、甚大な被害の危険が迫っているとして土砂災害や川の氾濫、浸水に最大級に警戒するとともに、
周囲の状況を確認し、直ちに安全を確保するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になっているため大気の状態が
非常に不安定になり九州北部を中心に発達した雨雲がかかり続けています。

午後4時までの1時間には、長崎県が川棚町に設置した雨量計で79ミリ、佐賀県嬉野市で70ミリ、
福岡県が筑紫野市に設置した雨量計で52ミリの非常に激しい雨を観測しました。

午後4時までの72時間に降った雨の量は、佐賀県伊万里市で529.5ミリ、福岡県太宰府市で487.5ミリで、
平年の7月1か月に降る雨の量の1.5倍と記録的な大雨となっています。

気象庁は、これまでに降った大雨で甚大な被害の危険が迫っているとして、午後5時10分、
福岡県、佐賀県、長崎県に大雨の特別警報を発表しました。

福岡県、佐賀県、長崎県ではこのあとも局地的に雷を伴って1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。

午後4時現在、福岡県、佐賀県、広島県、山口県、京都府では、氾濫の危険性が非常に高い
「氾濫危険水位」を超えている川があるほか、土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告などを出す
目安とされる「土砂災害警戒情報」が各地に発表されています。

九州北部では前線の活動が活発な状態が続き、7日にかけて雷を伴って非常に激しい雨が断続的に降り、
局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。

7日の夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで熊本県と大分県で300ミリ、
福岡県と佐賀県で250ミリ、長崎県と山口県で200ミリとなっています。

大雨となっている地域では、今後の雨でさらに川が増水して氾濫の危険性が高まり、土砂災害の危険性も
さらに高まるおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の氾濫、浸水に、最大級の警戒をするよう呼びかけています。

そのうえで、自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するか周囲の状況を確認して外に出るのが危険な場合は
建物の2階以上に移動するなどできるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。

また、近畿や四国でも記録的な大雨になっているところがあり、厳重に警戒するよう呼びかけています。


特別警報は去年7月以来

特別警報が発表されたのは、去年7月5日に九州北部で猛烈な雨が降り、大規模な災害が発生した「九州北部豪雨」で、
福岡県と大分県に出されて以来です。

★1が立った時間 2018/07/06(金) 17:14:33.68
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