NTT西日本によりますと、大雨の影響で、通信設備に被害が出て、西日本の広い範囲で固定電話やインターネット回線がつながらない、またはつながりにくい状態となっています。

一般の加入電話などの固定電話で影響が出ているのは、7日午後4時現在で広島県東広島市の4200回線、呉市の3400回線、岡山県倉敷市の3100回線、真庭市の1410回線、愛媛県宇和島市日振島の160回線、兵庫県の丹波市の45回線がつながらない状態となっていて、高知県では全域でつながらない、またはつながりにくい状態になっています。

また、インターネット通信の光回線やADSL回線では、岡山県の倉敷市で2980回線、真庭市で1560回線、兵庫県丹波市で60回線がつながらない状態で、高知県では全域で通信状態が不安定だということです。

このほか銀行のATMや企業の社内システムなどの法人向けの専用回線にも影響が出ていて、広島県の東広島市で30回線、呉市で120回線、岡山県倉敷市で50回線、高知県馬路村で8回線がつながらない状態だということです。

NTT西日本では被害状況の確認を進めるとともに、復旧作業を急いでいます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180707/k10011519941000.html