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倒壊住宅で死亡 80代夫婦と確認 鹿児島市古里町
2018年7月9日 0時22分豪雨 被害

鹿児島市古里町で8日、倒壊した住宅の中から心肺停止の状態で見つかった男女2人は、この家に住む80代の夫婦とわかり、その後、死亡が確認されました。

7日夕方、桜島のふもとにあたる鹿児島市古里町の住宅の裏山が高さ40メートル、幅20メートルにわたって崩れ、土砂が住宅と小屋に流れ込み、2棟とも倒壊しました。

倒壊した住宅の中から8日未明に男女2人が心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認されました。

警察が調べた結果、亡くなったのはこの家に住む山元虎彦さん(84)と妻の澄子さん(84)と確認されました。

警察によりますと、死因はいずれも圧死だということです。

現場付近は10年前、鹿児島県が土砂災害防止法に基づいて、「土砂災害警戒区域」に指定していました。