07月11日 18時23分

10日夜遅く、鶴田町で弘前市立病院の看護師が、乗っていた乗用車を止まっているパトカーに衝突させたとして、公務執行妨害の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、看護師は「故意ではない」と容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは弘前市立病院の看護師、長内香澄容疑者(49)です。

警察の調べによりますと、10日夜11時半ごろ、鶴田町山道の住宅の敷地で自分が運転する乗用車を止まっているパトカーに衝突させたとして、公務執行妨害の疑いが持たれています。

パトカーの中には誰も乗っておらず、長内看護師にもけがはありませんでした。

警察によりますと、警察官が、看護師の運転する車が不審な動きをしているのに気づき、車の前にパトカーを止めて対応している途中だったということです。

警察の調べに対し、「故意にはぶつけていない」と容疑を否認しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

弘前市立病院によりますと、看護師は、去年8月から今月末まで病気のため休職中だったということです。

弘前市立病院の東野博院長は、「市民の信頼を著しく損なうものであり誠に遺憾だ。今後、調査のうえ厳正に対応する」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180711/6080001561.html