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JR呉線不通 呉駅と広島駅結ぶ臨時バス あすから運行
2018年7月16日 19時37分豪雨 交通影響

広島県のJR呉線が豪雨の影響で不通となっていることから、JR西日本は17日から、朝と夕方の時間帯に限って定期券を持つ利用客などを対象に呉駅と広島駅を結ぶ臨時バスを運行することになりました。

JR呉線は全線で不通となっていて、JR西日本は広島県の坂駅と海田市駅の間はことし9月までに復旧させたいとしていますが、全線復旧の見通しはたっていません。

このため、JR西日本では17日から、朝と夕方の時間帯に限って呉駅と広島駅を結ぶ臨時バスを運行することになりました。

呉駅から広島駅に向かうバスは午前5時半以降に、広島駅から呉駅に向かうバスは午後6時半以降にいずれもおよそ30便ずつ運行されます。バスの運行が始まる時間は決まっていますが、詳しいダイヤなどは決まっていないということです。

臨時バスを利用できるのは、不通となっている区間の定期券や回数券を持つ利用客です。定期券などを持っていない人は、呉駅前と広島バスセンターを結ぶ広島電鉄の臨時バスを利用してほしいと呼びかけています。

また平日は、呉港を午前6時半すぎに出発し広島港に向かう臨時の船も運行されるということです。

JR西日本の担当者と一緒に記者会見した広島県の湯崎知事は「呉と広島の間は1日に9000人を超える人の移動があり、臨時バスを運転してもまだ6000人分の需要が満たされていない。さらなる輸送量の拡大に向けて努力したい」と述べました。