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2018/07/17(火) 02:22:11.95ID:CAP_USER9ミャンマーの内戦終結目指す和平会議 スー・チー氏主導も難航
2018年7月16日 21時12分
ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問の主導で少数民族の武装勢力と政府軍による内戦の終結を目指す3回目の会議が開かれましたが、目立った進展はありませんでした。スー・チー氏が最重要課題に掲げる和平の実現は難航しています。
アウン・サン・スー・チー国家顧問が主導する会議は、今回で3回目で、首都ネピドーで、16日まで6日間行われました。
会議にはすでに停戦協定に署名した10の少数民族の武装勢力が参加しましたが、政府軍による治安活動の範囲や武装解除の進め方が折り合わず議論そのものが見送られました。
また、まだ停戦協定に署名していない中国と国境を接する東部シャン州と北部カチン州の7つの武装勢力が中国の働きかけで会議に出席したものの署名には至りませんでした。
閉会式でスー・チー氏は「進展はわずかだったが諦めず努力し続ける」と述べました。
ミャンマーでは、長年にわたって少数民族の武装勢力と政府軍との内戦が続き、スー・チー氏は就任以来、和平の実現を国の最重要課題に掲げていますが、会議は難航し大きな成果は出ていません。
ことし4月には、カチン州の戦闘で5000人を超える住民が避難するなど混乱が続いているほか、西部ラカイン州で去年以降、戦闘の影響でイスラム教徒のロヒンギャの人たち推計70万人が隣国に逃れる事態が起きています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180716/K10011535741_1807162133_1807162133_01_02.jpg