https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180717/k10011535821000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

米の小売業の売上高 0.5%増 減税政策が押し上げ
2018年7月17日 0時23分トランプ大統領

アメリカの先月の小売業の売上高は、前の月と比べて0.5%増え、トランプ政権の大規模な減税が個人消費を押し上げていることを示す結果となりました。

アメリカ商務省が16日発表した先月の小売業の売り上げ高は、5068億ドルと、前の月と比べて0.5%増え市場の予想とほぼ同じ水準になりました。

また、ことし5月の指標も、これまでの0.8%の増加から、1.3%に上方修正されました。

トランプ政権の大規模な減税が、個人消費を押し上げて景気の拡大をけん引していることを示す結果になりました。

分野別に見ますと衣料品店や家電販売店などは減少しましたが、ガソリンスタンドや自動車販売店などが増加しました。

市場関係者は、アメリカの個人消費は当面は増加を続けると見ていますが、トランプ政権と各国との貿易摩擦がさらに激しくなれば、株価の下落や輸入品の値上がりをもたらし、消費が減速すると懸念しています。