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96歳母親の遺体を自宅に放置した疑いで長女逮捕 東京 町田
2018年7月17日 19時59分

東京・町田市の集合住宅の部屋で96歳の女性と見られる遺体が見つかり、同居している58歳の長女が遺体を放置したとして逮捕されました。長女は「自宅で亡くなったが、年金を受給できなくなるため届け出なかった」と供述しており、警視庁が詳しいいきさつを調べています。

16日、東京・町田市本町田の集合住宅の部屋で、この部屋に住む96歳の女性と見られる遺体が寝室に置かれているのを、訪ねてきた警察官が見つけました。

最近、女性の姿が確認できないことから、近くの人が民生委員に相談していたということで、警視庁は、同居している長女で無職の中島里加容疑者(58)が遺体を放置したとして逮捕しました。

これまでの調べで、女性はことし3月に病気のため自宅で死亡したと見られるということです。

警視庁によりますと、調べに対して容疑を認め「母親が受け取っていた年金を受給できなくなるため、亡くなったことを届け出なかった」などと供述しているということです。

警視庁が、詳しいいきさつや年金の受給状況について調べています。