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“佐渡金銀山を世界遺産に” 新潟県知事が要望
2018年7月17日 19時32分

新潟県の花角知事は17日、菅官房長官と面会し、佐渡市の佐渡金銀山について、世界遺産への登録を目指して、今年度、ユネスコに推薦するよう要望しました。

再来年の世界遺産への登録に向けて、日本からユネスコに推薦される候補地は、今月中にも文化庁の審議会で決まる見通しで、佐渡金銀山はことしで4回目の挑戦となります。

新潟県の花角知事は17日夕方、総理大臣官邸で、菅官房長官と面会し、「佐渡金銀山は、西欧とは異なる鉱山開発の在り方を示す、世界的にけうな鉱山だ」として世界遺産への登録を実現するため、今年度、ユネスコに推薦するよう求める要望書を手渡しました。

これに対し、菅官房長官は「しっかりと受け止めたい」と述べたということです。

このあと花角知事は記者団に対し「世界遺産にふさわしい普遍的な価値を示すよう努力しており、われわれとしては自信を持っている。官房長官にもしっかりご理解いただいたと思う。佐渡は私が生まれたところでもあり、何としても世界遺産への登録を実現したい」と述べました。