医療ケア男児 就学めぐり提訴

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180718/1050003143.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

医療的ケアを受けている川崎市の6歳の男の子が地元の小学校に通うことが認められなかったのは
違法だとして、男の子と両親が市などに対し、対応の見直しを求める訴えを横浜地方裁判所に起こしました。

訴えを起こしたのは、川崎市の光菅和希くん(6歳)と両親です。
和希くんは難病の影響で、日常生活では人工呼吸器を装着するなど
医療的ケアを受け、特別支援学校に通っています。

訴えによりますと、和希くんがこの春に小学校に入学するのにあたって、両親が市などに対し、
保護者が付き添うので地元の小学校に通いたいと希望を伝えましたが、
特別支援学校に入学することが決まったということです。

和希くんと両親は地元の小学校に通うことが認められなかったのは違法だとして、
市などに対し、一連の対応を見直して転校できるよう求めています。
父親の光菅伸治さん(49)は
「訴訟にすることは不本意で、幼稚園で得られた経験のようにできる限り
普通の子どもたちと一緒に学ぶ場を持たせてあげたいという思いだけです」
と話しています。
これに対し川崎市は
「最も安全で、教育的ニーズに的確に応える指導を提供できる学びの場として、
特別支援学校を就学先に決定しました。訴状が届き次第、弁護士と相談して、適正に対応していきます」
とコメントしています。

07/18 20:12