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千葉市教委は18日、市立小中高と特別支援学校を対象とした2017年度の実態調査で、
児童生徒64人が教職員から「セクハラを受けて不快だった」と回答したと発表した。
千葉県教委が公立校に行った17年度調査でも308人がセクハラを受けたと回答。
両教委は「深刻な問題はなかったが改善していきたい」としている。

市教委によると、セクハラを受けたと回答した児童生徒は前年度より2人減った。
中学生が最も多い43人(前年度比1人増)で、小学生は21人(同3人減)。
項目別では「必要もないのに体を触られた」が計37人(同4人増)で最多だった。

一方、県教委が17年度、千葉市立校以外の公立小中と特別支援学校、県立高校を対象にした調査では、
セクハラを受けて不快だったと回答した児童生徒は308人(同32人減)だった。

具体例では「頭をなでられ、気持ち悪かった」「性的な単語を言わされた」「体育の授業で胸や足をじろじろ見られた」
「女性教諭の恋愛話が聞くに堪えなかった」などがあった。

また、セクハラ以外のハラスメント調査では763人が不快と回答。「『家畜以下だ』と言われた」
「口論になった時、成績を下げるとおどかされた」などのケースが記されていた。