https://mainichi.jp/articles/20180723/k00/00m/040/122000c

警視庁
刃物の長さ足りず、15歳少年釈放
毎日新聞 2018年7月22日 22時45分(最終更新 7月22日 22時45分)

 警視庁小平署が22日、ナイフを所持していたとして銃刀法違反の疑いで東京都小平市の男子高校生(15)を逮捕したが、刃物の長さが規定に足りず、違反に当たらないことから約9時間後に釈放していたことが分かった。銃刀法を所管する警視庁生活環境課が同日、明らかにした。

 同課によると22日未明、署員が小平市内の公園で男子高校生に職務質問し、ナイフを持っていたことから、署に任意同行。刃の長さが約6.2センチで、同法が一般的な違反として規定する6センチを超えていたため、午前1時半ごろに現行犯逮捕した。

 その後、所持していた刃物が、銃刀法などが例外として定める「切り出しナイフ」に該当することが判明。切り出しナイフは、刃の長さが7センチを超えないと違反とならないため、銃刀法違反には当たらないと判断した。(共同)