https://www.yomiuri.co.jp/national/20180723-OYT1T50024.html

熊本市動植物園は22日、飼育していたマサイキリンの小春(雌、11歳)が21日に死んだと発表した。
人間に例えると、30歳代に相当するという。これで同園のキリンは、息子の秋平(雄、2歳)のみとなった。

同園によると、小春は2007年、同園で生まれた。昨年10月に死んだリキ(雄、当時9歳)との間に秋平など2頭を授かった。
3頭目を身ごもり、約1か月後に出産を控えていたが、ここ数日は食欲が落ち、20日朝には立つ時にふらつきが見られていたという。

21日午前10時半頃、寝室で倒れているのが見つかった。獣医師がおなかの子を取り出し、救命措置を施したが、
母子とも死んだのを確認した。死因は調査中という。同園は8月末までの部分開園時、キリン舎前に献花台を設ける。